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2006年03月03日

雛人形@その8 再会

昨日UPした写真の雛人形(約60年前の物)のアップ画像です。
hina_1a.jpg
これは今年の1月に伯母が実家へ見えたのでお内裏さまとお雛さまを飾り画像を撮りました。しかし、冠などもヨレヨレ・・ボロボロ(涙)
小学生の私が閉まっていたのだから保存状態は残念ながら画像で見る通り良い物ではありませんでした。
それにあの頃は雛飾りのほとんどの道具でリカちゃん人形で遊んだりもしていましたから(笑)
このように木箱から出して飾るのは私自身も約10年ぶり以上だろうと思います。成人してからは一人暮らしも長かったし、実家でも飾る事もなくなり伯母や姉から贈られたチビ雛を自分で飾っていました。

でもね、ずぅ〜っとこの雛人形について心の引っかかっているものがありました。

私が遅くまで飾っていたから結婚なんてできないんじゃないかとか、道具で遊んだからバチがあたるんじゃないかって(^▽^;
私自身思い入れもあるからなのかもしれないけど、たまぁ〜にですが実家へ帰った時など箱の蓋を開け、虫に食われてないかとかずっと飾ってなくてゴメンねぇ〜と心配で見たりもしていました(笑)

そして時々、不思議な事もありました。

それは夢に雛人形も出てくるようになった事!ちょっとすごいかも(苦笑)
七段飾りの中からお内裏様とお雛様だけを持ち出し新しく建てた家に飾っていいた事で夢はここから始まりだした。

ここから先は信じる、信じないは呼まれた方の捉え方におまかせ致しますっ(^▽^;

内容は他の人形達がお内裏さまとお雛様が居なくて寂しがっているというか、探している夢なのです。それは数回見ました。最初は気に留めていなかったけれども、毎年見るようになり、さすがに気になりだした私は他の人形達がある部屋へ探しに行ったが残念ながら、その倉庫みたいな部屋には他の荷物が入っていて取り出せる状況ではなく断念しました。
もしかしたら、こういう事を伝えたかったのだろうか・・ここに雛人形達がおかれている事を知っているのは私だけだった訳で、助けを求めたのだろうかと思い自分自身はさすがに悩みましたね(笑)
怒っているのだろうか?寂しいのだろうか?もっと飾って欲しいのだろうか??などなど・・どうすれば良いのだろう??と、親や祖母に相談しても気にしすぎたろうと信じてくれませんでした。
そう言われると、何も出来なかった私。←情けない!!
社会人になってもこのひな祭り時期になるといつも気にはなっていたのですが、月日と一緒にだんだんと忘れていきました。
そんな頃からなのかな??伯母から雛人形が贈られてくるようになったりしました(笑)
不思議だよね?
そんな事があって祖父母が娘の為に買ったものなので、いつか伯母さん達に再会させてあげたいと思うようにもなりました。
なんとなくなのですが、この人形を見るとそうして欲しいような気がしたり・・

でもねっ、伯母に突然見せても「ふぅ〜ん」と感動が薄れそうだし、どうやって再会させたらよいのか考えていました。
そして私が結婚する一週間前に伯母が泊りに来ました。

その時はいろいろバタバタしていて再会をさせるなんて思う余裕もなかったのですが、
たまたま古いアルバムを見る機会があったので、二人で思い出を語りながら祖父母の歴史を教えてももらいながら見ていました。
そうしていると幼い頃の私の写真を見つけました。
それはひな祭りの前に座っている私(昨日UPした画像)。「あっ!」と私は思い出しました!「そうだっ!あのねっ」と、伯母に今までの雛人形のお礼を伝えると・・あら、そんなに雛人形をあげたかしら??なんていうのです(笑)

ずるぅ〜っとコケた私です。

いやいや・・ちゃんと七つも頂きましたと伝えると「えぇ〜そんなにぃ??三つくらいでしょう??」言い切ったっ(笑)ま、うさ雛はちゃんと覚えていてくれていたけど♪

引越で荷造りの最中だったので、全て見せる事が出来なかったのですが、伯母に「この写真の雛飾りは祖父母が伯母さんの為に買った雛人形なんだよぉ!まだここにあるんだよ♪すごいよねっ??」なんて話しをすると、それがぁ、まったく雛人形の記憶がないと笑いながら言う伯母でした・・(^▽^;

またまた、ずるぅ〜ずるぅ〜っコケた私です。

そして、「それは貴方達のでしょう?」なんて信じてくれなかったので、
私は二階に閉っていた雛人形を出してきて伯母に見せました。

hina_1b.jpg

hina_1c.jpg

私達の頃はもう少し大きくて顔立ちも違うから、このレトロな顔立ちの感じは伯母さんの時代の人形だと思うなぁ〜と説明すると、それを見て「あらぁ〜」驚く伯母。 この雛人形の形を見てやっと信じてくれました。

伯母の子供の頃には節句などにはきちんと服を着せてくれていたけど、
その頃はでめんさんを十数人も住込みで雇っていて仕事にも追われていたそううなので、家族のみで正月もない生活が続いて寂しかったとも語ってくれた。

でも、やっぱり雛人形の事は覚えていないそうです(苦笑)。
私はデジカメを取り出してこの雛人形を撮影し葉書用にプリントし渡しました。伯母はもう一人の姉妹にも教えてあげるわと喜んでくれた顔を見て私も嬉しかった(^-^)



この時に、やっとなにやら雛人形の想いを伝えられたような気がしました。
きっとこの雛人形も再会したかったんだろうなぁと・・勝手にそう思う事にした私です(笑)

この雛人形を通じて祖父母の事、親のいろいろな想い、ちゃんとひな祭りしてもらえた事に感謝したいと思います。まだこの雛人形とは私と親との思い出があるのでそれはまたいつの日か語ろうかな?(笑)

そして、昨日は相方さんからも嬉しい物をもらっちゃったぁ(*^▽^*)/これは明日にでも♪

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Posted by 茶月 at 12:58│Comments(0)雛人形
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